劣化診断制度

防災機器型式失効制度概要

自動火災報知設備受信機の劣化具合を把握するために劣化診断をおすすめします。

自動火災報知設備受信機劣化診断制度ってなに?
火災報知機劣化診断
受信機の劣化具合を診断してお伝えします。

劣化診断では、有資格者が詳細なチェックを行い、総合的な劣化度を診断結果としてお伝えします。 この診断・判定方式は自動火災報知設備業界で統一した評価方式です。

■有資格者とは
劣化診断の資格は、自動火災報知設備の製造メーカーが行う講習を受講し、一定の要件を満たした方に交付されます。資格者には資格者証が交付され、(社)日本火災報知機工業会に登録されます。
●劣化診断は有資格者でなければ行うことができません。
●受信機の機構は各製造メーカーによって異なるため、A社発行の資格証で診断できるのはA社製の受信機だけです。

自動火災報知設備受信機が劣化しているように見えないけど?
非特定防火対象物における型式失効機器の不良率は97%
型式失効受信機の97%に劣化不良があります。

型式失効制度により機器の交換が義務づけられていない非特定防火対象物では、経年劣化したままの設備が使用されているケースが多数あります。こうした非特定防火対象物の型式失効した受信機を調べたところ、機能・部品・取付状態に97%の劣化不良が見つかりました。

自動火災報知設備受信機が劣化すると、どうなるの?
火災発見の遅れにつながる可能性があります。

火災の発見が遅れると、「119番通報」「避難誘導」「初期消火」が後手に回り、被害の拡大へと直結します。

自動火災報知機設備の劣化診断は、いつからしたらいいの?
自動火災報知設備の定期点検時におすすめします。

定期点検で受信機を点検する際に、同時に劣化診断することをおすすめします。劣化診断の所要時間は約2時間です。

故障などのトラブルが頻発している場合は、劣化が進行している可能性がありますので、早めに劣化診断を実施ください。

自動火災報知機設備受信機の劣化具合を把握すことは、今後の設備運用の参考資料ともなります。

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